2017.11.28

賃貸経営に必要なものとは何か?

不動産投資ブームとなってサラリーマン大家と呼ばれる人も多くなっています。しかし、その一方で賃貸経営に失敗してしまってローンの返済がままならない、という方の声も聞こえてきます。不動産投資によって大きな負債を抱えてしまい、多くの財産を失うという事もない話ではありません。賃貸経営を成功させるために必要なものには何があるのでしょうか。

まずは自己資金
賃貸経営を成功させるために必要なものの前提として賃貸用不動産を所有する必要があります。
賃貸用不動産の購入を全て自己資金で行う必要はありませんが、家賃収入とローンの返済のバランスを考えると、ある程度の自己資金は必要になると思います。フルローンやオーバーローンといって、ほとんど自己資金を使わずに賃貸経営を始める方法もある事にはありますが、これには資金調達、投資物件選びなどに対する知識が必要となってきます。また、自己資金は購入に際して必要なだけではありません。賃貸経営を始めた後は、不動産の維持管理などに資金が必要になります。家賃収入で全て賄う事ができれば良いですが、設備の故障などによって想定外の費用が発生したり、空室が長引く事で家賃収入が獲得できなかったりする事もあります。この様な事態に備えた自己資金をある程度手元に残しておかなければローンの返済が滞る原因になる事がありますので注意しましょう。したがって、ある程度の自己資金が賃貸経営に必要なものと言えます。

賃貸経営の成功のために必要なもの
自己資金が豊富にあれば賃貸経営に行き詰る事はありませんが、賃貸経営を成功させたいとなると他にも必要なものがあります。賃貸経営による投資効率を高めたければ、様々な賃貸経営に関する知識が必要です。これには投資物件や管理会社、融資をしてくれる金融機関の選び方、ローンの返済と家賃収入とのバランス、補修繕の計画など多岐に渡ります。また、確定申告も必要になるため、ある程度の簿記の知識も必要なものとなります。この様な知識を身につけていくためには、賃貸経営を成功させたいという気持ちが大切で、不動産に興味を持つ事が必要です。

実は難しい賃貸経営
不動産投資がブームになった背景には、大規模な金融緩和政策によって金融機関の貸出に対する意欲も高かった事があります。不動産投資は簡単に始められて、簡単に収益を獲得できるかの様な宣伝広告もありますが、何となく不動産投資を始めた結果、賃貸経営に失敗してしまったという人も多くいらっしゃいます。この様な事から投資を行うという事に対する冷静な判断力も賃貸経営に必要なものといえるでしょう。


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